大手の日本語教師養成講座(420時間)委員長のおすすめは?

いまいです。

おすすめの日本語教師養成講座は?

日本語教師養成講座420時間についてのご質問がちらほらございますので簡単にお答え致します!

通学がいいの?それとも通信?

  • 時間に余裕があり、通学できる方→通学コース
  • 時間にある程度余裕がある方、でも完全通学は厳しいという方→通学・通信講座、要相談
  • 時間的に余裕がなく、空いた時間を利用して授業を受けたい方→通信コース

上記のような考えで良いと思います。

また、日本語教育能力検定試験を受験予定の方には、試験対策がセットになっている講座もありますので、420時間講座のみなのか、その後の検定試験を考えているのかでも変わりますね。

現在は新型コロナウイルス対策のこともありますから、そのあたりは個人個人の考えと講座運営会社との相談が必須になってくると思います。

コロナ禍で通学がなくなっている!なんてこともあるかもしれませんので要注意です。

まずは、無料説明会や資料請求をして自分に合っているかどうかを見極めることです。
途中で脱落しないためにも必要です。

お金の問題もあります。受講料は?

受講料も問題になってきますね。

ポンと払える方なら問題ないと思いますが、実際には受講料は50万円から60万円というのが相場ですから、安いとは言い難いです。途中で嫌になって脱落するといったことがないように慎重に選びましょう。

必ずしも一括払いというわけでもないので、分割払い(ローン)が可能かどうかで大きく変わりますよね。
この辺もよくチェックです。

厚生労働省の教育訓練給付金という制度がありますので、こちらも利用できるかどうか条件をチェックしたほうが良いでしょう。⬇️

厚生労働省 教育訓練給付金
働く人の主体的な能力開発の取組みを支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とする雇用保険の給付制度です。雇用保険の被保険者期間が3年以上の対象者が厚生労働大臣指定講座を受講し、修了した場合、本人が支払った教育訓練経費の20%(上限10万円)に相当する額が給付金としてハローワーク(公共職業安定所)から支給されます。

厚生労働省 教育訓練給付金 Webサイト

ズバリ!おすすめの講座は?

いくつかご紹介します。

アークアカデミーの420時間日本語教師養成講座

アークアカデミーの420時間日本語教師養成講座は、文法や発音などの知識だけでなく、日本語教育の専門機関としての実績を活かした実践的スキルの習得や、様々な学習者のニーズに対応するための「考える力」を伸ばす教育を重視しています。
本校は、1986年に日本語学校を開校、翌年には日本語教師養成講座を開講しています。これまで様々な国と地域の人々と交流、日本語教育だけにとどまらず広く異文化接触・交流を行ってきた実績も豊富。その実績から、優秀な人材を育成する教育機関として、各種教育機関・団体からも厚い信頼を寄せられています。

アークアカデミーHP

通学なら、やっぱりアーク!!(卒業生である私の個人的感想です。)

東京都新宿区に新校舎も設立されたとことで、より学びやすくなったという感じがあります。

通学はもちろん、通学120時間とWeb300時間を組み合わせた通信コース日本語教師WEB講座教育能力検定試験(在宅パック)などがあります。

私は通学クラスだったのですが、担任の先生がおり、授業や仕事、就職等で色々と相談に乗ってくれました。とても、和やかな雰囲気の中に、レベルの高いベテラン講師の方々による授業。過ごしやすく、検定試験の情報や就職についての情報もゲットしやすくおすすめです。

あとは、東京の新宿まで通学できるかと言う問題ですね。

 

ヒューマンアカデミーもおすすめです。

直営の日本語学校の在籍数は国内最大級(約3,000名)
歴史と実績に裏打ちされた、国内屈指の日本語学校として1987年の開校以来、9,750名の卒業生を輩出しています。グループの太いパイプを活かし、ヒューマンアカデミー日本語教師養成学校から多くの修了生が日本語教師として活躍しています。
30~40か国以上の多国籍の学生が在籍しており、クラスレッスンや企業研修、プライベートレッスンやグループレッスンなど様々な授業形態が行われています。
将来は海外勤務のチャンスも。常勤講師や社員登用の可能性あり。

資格・教育「ヒューマンアカデミー」

業界最大手で、全国の主要都市に29校舎あるということです。

地方に住んでおられる方でも通学しやすいのがポイントです。

受講生、卒業生が多炒め、安心できるのも良いですね。教材費に授業DVD全10巻も含まれているということです。大手ならではのサポートが充実している感じがします。古くから日本語学校も運営しています。

無料での説明会等もオンラインで可能ということですので、要チェックです。
まずは無料の資料請求をしてみるのがベストです!

 

ユーキャンの日本語教師養成講座

グローバル化が進み、国内外で日本語の習得を目指す方が増える中、日本語教師は日本語教育のスペシャリストとして高ニーズ。日本語を母語としない方の日本語習得をサポートするやりがいある仕事であり、活躍の場は、日本語学校の講師、教育機関、オンラインレッスンなど多岐に渡ります。
日本国内の日本語学校では日本語を使った「直接法」で教えることが多く、外国語会話のスキルや教員免許は不要。日本語が話せる方ならどなたでも目指せます。

ユーキャン公式サイトはこちら

ユーキャンの「日本語教師養成講座」では、「日本語教育能力検定試験」の合格がムリなく目指せるということです。検定試験に結びついているのは良いと思います。

生涯学習のユーキャンとして、テレビCM等でも有名芸能人を多数起用して、通信教育でありとあらゆる資格を取り扱っていることで有名ですね。ユーキャンは、各種通信教育講座、出版物、音楽・映像等幅広く通信販売を行っています。

教材は検定試験の広い出題範囲から、合格に必要な内容をわかりやすくまとめています。リスニング対策のCDや授業のコツが習得できるDVDもついています。添削や質問などに対応のサポートがあります。

検定試験対策ならアルクの日本語教師養成講座

アルクは語学教育の総合企業であり、英語を中心とする教材の出版やサービスの提供を行っています。TOEIC対策などを含め、約30種類の講座があります。英語以外にも中国語の講座や、『小学校英語指導者資格認定 アルク児童英語教師養成コース』『NAFL日本語教師養成プログラム』などもあります。日本語教師、外国人向けの教材も数多く出版しています。

アルク公式サイトはこちら

検定試験対策の通信講座です。

アルクの日本語教師養成講座は「NAFL日本語教師養成プログラム」(以下NAFL)と言います。この講座は420時間の養成講座ではなく、420時間の養成講座終了後に、日本語教育能力検定試験の合格を目指すための講座です。

通信講座ですので、教室にいくのではなく自分のペースで勉強することになります。また、実習や模擬授業等はありません。

アルクの通信講座のNAFLにプラスアルファで、試験対策用の「日本語教育能力試験 合格パック」というものが不定期のキャンペーンで登場することもあります。テキストや問題集が追加されたセットになっています。補助教材のセットということですね。検定試験合格に特化しているのが特徴です。

 

420時間の養成講座を修了していなくても、検定試験に合格しさえすれば資格は得られるので、デビューは可能です。

一般に420時間の養成講座が50万円から60万円することを考えると、金額的にはかなりお安いということになります。検定試験に合格してしまうのは、資格取得の近道とも言えます。試験勉強が得意な方はこちらでもOKです。

 

今回おすすめの講座は以上になります。
新型コロナウイルスによるコロナ禍の影響で、講座の曜日や時間割、オンライン化等でかなりの変化がありますので、各社運営のWebサイトでの確認をお願いします。

いまいでした。