いまいです!
2020年秋も深まって参りました。紅葉の季節、色付き真っ盛り『yellow』が眩しい!というわけで、写真追加です。待乳山聖天の秋をお楽しみください。
Autumn Leaves
銀杏の黄色がすごいです。夏に行った(下の記事)時とはまた違った風情があります。
巾着も映えて?黄色が眩しいです。
大聖歓喜天(聖天)様のご利益やいかに!!(詳しくは下の記事)
夏の写真と比べて。。。
2020年、全世界がコロナ禍に見舞われております。今までの日常が失われ、世界中の人々の心に暗い影が差しています。罹患者数の増減に右往左往する今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。こんなときだからこそ、パワースポットの良い運気をいただき、逆境に立ち向かう勇気を養いたいものです。「なんか最近うまくいかないなあ。」「癒されたい。」「元気になりたい。」ぼんやりとした不安のある貴方!パワースポットで、災いを退け、健康運や金運、仕事運を上げましょう。いまいいちろうのパワースポット巡礼、第二弾は【待乳山聖天】です。
これ、読めますか?
東京都台東区浅草7丁目にあるパワースポット【待乳山聖天】。読み方は『まつちやましょうでん』です。隅田川の西岸、10数メートルくらいの山(丘?)にあります。待乳山聖天は、正式には本龍院といい、浅草寺の支院のひとつということです。
待乳山(まつちやま)は推古天皇3年(595)9月20日、一夜のうちに盛り上がった霊山で、その時、金龍が空から舞い降りて山を守護したといいます。その後推古天皇9年(601)の夏に、干ばつで人びとが苦しみあえいでいたときに、十一面観音の化身である大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)が姿を現して人びとを救済し、聖天さまとして祀られたということです。名前は、略して聖天様。
大聖歓喜天(聖天)様は他の神仏が聞かない願いも聞いてくださるということです。ご利益が凄いことを表す言葉で、「子孫七代の福を一代でとる」というものがあります。これは、ご利益がかなり大きいことを意味しており、自分一代だけがご利益にあずかれるという意味ではありません。子孫七代分もの福を授けてくれるという意味だそうです。凄いですね。本堂では毎朝、浴油祈祷という独特の秘法で祈祷しているそうです。秘法!もうわけわからんくらい凄いってことですかね。
境内の中のあちこちに大根と巾着が、これでもか!というくらいに飾られています。根のところから二つに分かれている二股の大根と巾着は「待乳山聖天」のシンボルです。
大根には体内の毒と煩悩を消す効果があるとして、大根を供えることは自らを洗い清めて頂く意味合いを持っています。身体を丈夫にし、二又が根元で引っ付くことから、良縁を成就させ夫婦仲良く末永く和合でいられますようにとの、願いが込められています。
巾着は砂金袋を表しており金運、商売繁盛を願って、多くの人がお供えにやってきます。
お供え物は…なんと『大根』です!
大根は心身を清浄にする聖天さまの「おはたらき」を象徴するものとして、聖天様のご供養に欠かせないお供え物とされています。境内では、お供えするためのだいこんが販売されています。250円でした。そして一旦お供えされたものは、その後は『ご自由にお持ち帰りください』となります。残っていれば、ご利益大根TAKEOUT可能です。しかも無料!1月には大般若講・大根まつりがあります。正月中に聖天さまにお供えされた大根を調理した風呂吹き大根が御神酒とともに参拝者に授与されます。待乳山は江戸の平野にある小高い山(丘)であることから、古くから風光明媚な名所として文人墨客に愛されてきました。歌川広重の絵に描かれている江戸時代の築地塀も境内に残っています。
待乳山聖天は、小さいとはいえ山(丘)の上にありますから、お年寄りや足腰の悪い方のためにモノレールが設置されています。(誰でも乗れます。)
その名も『さくらレール』!!20メートルくらいの長さで、都内で最も小さいモノレールだそうです。ガタゴトガタゴト、超かわいい感じです。
浅草名所七福神(あさくさなどころしちふくじん)
浅草名所七福神に数えられています。九つの寺社に祀られている七福神です。江戸時代末期に始まり親しまれてきました。福禄寿、寿老人が二つずつでダブる為、合計九か所になります。これは「九は数の究み、一は変じて七、七変じて九と為す。九は鳩で。これは集まるの意味の他、天地の至数、易では陽を表す。」の故事に由来しているといわれています。
★浅草寺(大黒天)★浅草神社(恵比寿)★待乳山聖天(毘沙門天)★今戸神社(福禄寿)★橋場不動院(布袋尊)★石浜神社(寿老人)★吉原神社(弁財天)★鷲神社(寿老人)★矢先稲荷神社(福禄寿)